アクリル材は、PMMAやプレキシガラス®に限らず、他にも多くの種類があります。アクリルは軽くて硬く、紫外線に強いので、装飾やディスプレイに最適です。グラボテックのアクリル材料は、透明タイプ、半透明タイプ、不透明タイプなど、様々な種類で展開しています。
アクリルには2種類あります:
グラボテックではPMMAの良質な連続鋳造アクリルを販売しており、とても人気の材料です。当社の回転式彫刻機やレーザー加工機のどちらもアクリルの彫刻やカットが可能です。店舗のディスプレイ、屋内/屋外看板、工芸品、広告アイテム、トロフィー、モデルなどの作成には、アクリル切断が必要な場合が多くあります。
Gravostyle™ソフトはレーザーを使ったアクリルの曲げ加工のデータも作成できます。
トロフィー、模型、大きな看板にいたるまで、様々なアプリケーションのアクリルカットに対応するために、グラボテックでは様々なレーザー出力の加工機を展開しています。
小型・中型・大型のCO2レーザー加工機は、お客様の加工材料にあったサイズをお選びいただけます。
当社の大型回転彫刻機は、作業エリアが広いので、一度に複数の材料を設置して加工することができます。
生産効率の良いアクリル切断機としてお使いいただけます。
Gravostyle™ は、ジョブ作成に特化したソフトウェアで、3D彫刻データの作成から、大きなシート上で複数のアイテムを効率よく作成できるマトリックスモードまで。
回転彫刻機とレーザー加工機の両方に対応しています。
Gravostyleでプリセットパラメータを使用すると、1台のレーザーマシンで薄いアクリル(厚さ5mm未満)を切断、折り曲げを行うことができます。
アクリルカットの場合、当社のCO2レーザー加工機で最大20mm程度まで対応可能です。
最大幅は、速度によっても違いますが、主にはレーザー出力により変わってきます。
ワンポイント:目安として、厚さ1mmあたり約5Wのレーザーソースが必要です。つまり、40WのCO2レーザーで8mm厚のアクリルシートの切断が目安となります。
当社のレーザーは、速度と出力を調整するGravostyleソフトウェアを使用すれば、アクリルカットを行う際に切断面を光沢のある研磨仕上げにすることが可能です。
アクリルは、レーザービームがその領域に当たるとすぐに溶け、離れるとすぐに硬化します。
その結果、エッジの表面が滑らかに溶け、透明性が高く磨かれた状態になるので、サイネージ市場で非常に高く評価されています。
主な利点は、手動で研磨する必要がないことです。
アクリル製品をレーザーでカットし、取り出してすぐに使用できます。
さらに美しい仕上がりを求める場合には、カット断面をより垂直にするために、4インチのレンズ(オプション)をお勧めします。
アクリル材料はUVプリンタで着色するのにも適した材料と言えます。
プリント&カットモードを使って、先にプリンタで使用したのと同じデザインデータを使用して、レーザーで自動カットを行います。
屋外サインの場合は、透明なアクリルシートを印刷したものと同じ形にカットして、印刷面の上に貼り付けることをお勧めします。
この方法で、耐紫外線をアップさせ、通常は白化してしまうインクを保護するため、色が長持ちします。
当社の回転彫刻機は、最大25mm厚まで切断またはドリル加工できます。
Gravostyleソフトウェアを使用すると、横方向の仕上げ加工を行い、端部をきれいに仕上げます。
Percutカッター*は、回転彫刻機の生産性と耐久性をアップさせるためにオススメです。
*高速スピンドル / コレットスピンドルを使用して機械加工するための短いツールです。
Gravostyle ™CAM機能は、2Dや3Dのツールパスを計算し、回転彫刻機で3Dサインを彫刻することができます。
3D彫刻はレーザーでは対応できません。
さらに、ボールカッターを使って0.05mm(またはそれ以下)ずつ重ねて加工すると透明に仕上げることができます。
回転彫刻機は、火災を引き起こす危険性がありません。
アクリルをレーザー加工は、非常に燃えやすい材料のため、火災防止のために加工を常に監視する必要がありますが、回転彫刻機は監視が要りませんので、彫刻中に他の作業もできます。
また、回転彫刻機はチップコレクタ(集塵装置より安価)が必要ですが、チップコレクタは後で購入しなければいけない消耗品はありません。
これに対してアクリルをレーザー加工する場合には、加工時間は節約できますが、集塵装置が必要となり、フィルタを追加で購入・交換しなければなりません。